キャッシュレスで支払いすると最大5%ポイントが貰える
消費者還元事業とは対象店舗でキャッシュレス決済を行うと、5%もしくは2%のポイント還元が受けられる制度のことです。
あちこちのお店で実施しているので、還元事業の赤いポスターを目にする機会も結構ありますよね。
実際どのように還元されるかというと、
例えば、5%還元対象店舗で1万円の買い物をし、楽天カード(クレジットカード)で支払ったとします。
すると5%分のポイント(500ポイント)が利用月の翌々月に楽天スーパーポイント(通常ポイント)として付与されちゃうんですよ。
この制度は経済産業省が採択したもので、国を挙げての事業です。
だから、日本全国で行われていて期間は2020年の6月までとなっています。
主なキャッシュレス決済の方法
クレジットカード
クレジットカードとは、商品の支払いや公共料金の支払いなどを後払いで決済ができるカードです。
クレジットとは信用という意味で、カードを作る人の信用のレベルによって設定できる限度額が変わってきます。
カード限度額までは自由に使えるため、手元にお金がなくてもキャッシュカードがあれば買い物ができるんです。
支払いはカード会社によって決められた締め日までの1か月の合計金額が、支払日にまとめて指定口座から引き落とされる形で行われます。
一括払いや2回払いなら、手数料はかかりません。
利用金額に応じてカード会社のポイントが貯まったり、カード会員限定の特典を受けられるなどのメリットがありますよ。
デビットカード
デビットカードとは銀行が発行する、支払いに使えるカードです。
デビットカードで支払うことで銀行口座にある現金残高を利用して支払いができるという仕組みなんですよ。
商品購入と同時に銀行口座から引き落としが行われるので、「即時決済」と言えます。
銀行口座に入っている金額以上のお買い物はできません。
そのため、使い過ぎで支払いが行えなくなるという心配がないんですね。
また、カード作成に審査が不要なので銀行口座さえあれば作成できるのもメリット。
カードによっては銀行が発行するキャッシュカードと一体になっているものもあります。
電子マネー
電子マネーとは、簡単に言えば「電子化されたお金」のことです。
専用のカードやスマホアプリに金額をチャージすることで使用ができ、支払いの際には専用のリーダーにかざして支払いを行います。
鉄道利用時に改札で使う電子マネーである「Suica」・「PASMO」が有名ですね。
電子マネーは基本的に作成時の審査が必要ないので、手軽に作ることができるんです。
また、事前にチャージしてある金額以上の支払いは行えないため、管理がしやすいというメリットがあります。
また、多くの電子マネーでの支払いによりポイントがたまるというのも見逃せないところ。
様々な種類の電子マネーがあり、「nanaco」「iD」「クイックペイ」「楽天Edy」などがあります。
プリペイドカード
プリペイドカードとは前払い式のクレジットカードのことです。
事前にカードを入手し、前払いで入金しておけばその金額を利用してクレジットカードと同じように支払いを行うことができます。
発行に審査が不要で、誰でも購入することができるのも魅力。
コンビニで購入できるプリペイドカードもあり、必要な時にすぐ使うことができますよ。
プリペイドカードは入金した以上の金額は使えないので、不正利用をされても被害金額はチャージした分のみ。
またクレジットカードだと使い過ぎが心配な人でも持ちやすいです。
ネットショッピングではプリペイドカードでの支払いはクレジットカード支払いに該当します。
コンビニ支払いや代引きだと時間や手数料がかかってしまいますが、プリペイドカードで支払えばそれを避けることができますね。
モバイル決済
モバイル決済とは、スマホやタブレット端末を使って支払いを行う決済方法の総称。
スマホさえ持っていれば、財布やカードを持ち歩かなくても支払いができてしまうという方法です。
支払い方法は主に2つ。
Androidのおサイフケータイ、iOSのApple Payはスマホをかざして支払いを行うタイプ。
もうひとつの画面にQRコードやバーコードを表示させ読み取らせるタイプにはPayPay、LINE Pay、楽天Pay、中国で主流のアリペイ(支付宝)などがあります。
モバイル決済ではポイントキャンペーンが盛んにおこなわれているんです。
時期によってその内容が異なるので、こまめにチェックするとよいですよ。
モバイル決済の弱点は端末の充電が切れてしまったら全く使えなくなってしまうということ。
バッテリーには十分注意しましょう!
ポイント還元はお店によって変わる
キャッシュレス決済消費者還元事業によるポイント還元率はお店によって異なるので注意が必要です。
お店によって還元なし、2%還元、5%還元となっています。
すべてのお店が対象というわけではないんですね。
ポイント還元をやっている店舗では「CASHLESS」と書かれた赤いロゴマークが入りのポスターなどが掲示してあることが多いです。
ぜひチェックしましょう。
ポイント還元5%
5%還元を実施するのは中小・小規模事業者が経営する直営店(一般の中小店舗)となっていますが、イメージが湧きにくいですね…。
実施しているお店にはこんなところがあります。
飲食店でいうと、ファーストフードの「サブウェイ」、焼肉の「叙々苑」や「しちりん」、イタリアンレストランでは「馬車道」や「カプリチョーザ」、バイキングの「すたみな太郎」などが5%還元を実施しています。
宅配ずしの「銀のさら」も5%還元実施中です。
ホテルや旅館でも5%還元を実施しているところがあります。
楽天トラベルのサイトでは5%還元対象の宿泊施設を検索することができますよ。
旅行となると利用額が大きい分、割引金額も大きいです。
ぜひ活用してみてください。
ポイント還元の対象店舗が分かるアプリ
せっかくいろんな店舗で還元キャンペーンを実施しているのに、実際にお店に行ってみないと実施しているかわからないなんて不便ですよね。
街を歩いているときに、どのお店で還元キャンペーンをやっているのか知りたい!
そんな人向けに経済産業省がアプリをリリースしました。
しかしこのアプリ、対応が追い付いていないらしく不具合が相次いでいるようでなかなかの不評…。
そこで活用したいのがpaypayアプリ。
paypayアプリでも消費者還元キャンペーン実施店舗を調べることができるんです。
ペイペイアプリでポイント対象店舗を探すやり方
このサービスは現在地を知らせる必要があるため位置情報サービスを利用します。
位置情報サービスをonにして準備完了。
ホーム画面で「近くのお店」をタップします。
すると現在地周辺の地図が表示され、paypayが使える店舗の位置にマークが表示されます。
還元事業対象店舗についてはマークに赤く「還元!」と表示されるんです。
お店のマークをタップすればお店の詳細情報が表示されます。
画面下のURLからYahoo!ロコのページにアクセスすればお店に電話をしたり、ネット予約をすることもできてとっても便利。
さらにこの詳細情報から、「ここへ行く」をタップすれば現在地からの経路検索もできちゃうんです。
右側のリストボタンをタップすれば、地図上に示されているお店を一覧で表示することも可能。
ただし、このリスト内の情報には還元事業対象かどうかは表示されません。
また、虫眼鏡のアイコンをタップすれば検索機能を使用することができます。
このサービスは現在地を知らせる必要があるため位置情報サービスを利用します。
位置情報サービスをonにして準備完了。
キャッシュレス還元実施店舗を検索したいエリアの地図を表示させた状態で、画面上に出てくる「このエリアで再検索」をタップします。
すると地図上に実施店舗を表すマークが表示されますよ。
そのマークをタップすれば詳しいお店の情報や利用可能決済方法などがわかるんです。
位置情報を利用しての現在地周辺の検索だけでなく、離れた場所の検索もできますね。
正直、あまり評判は良くないようですが徐々に改良が進んでいるようです。
更なる改善に期待しましょう。
増税にともないプチ投資が人気!
スマホでワンコイン投資
ワンコイン投資とは、毎週500円から積み立てを行うことができる投資サービスです。
投資金額を設定すれば、ほおっておくだけで自動で資産運用をしてくれます。
LINEが提供を始めたサービスで2019年10月から運用が開始された新しいサービスなんですよ。
リスクを抑えつつ簡単に投資できる
LINEワンコイン投資は毎週500円という少額からの積立投資が可能なのがウリ。
また運用はロボアドバイザーと言われる全自動システムで運営されるため、専門知識が少ない人でも簡単に投資できるんです。
その運用はノーベル賞受賞理論に基づいたアルゴリズムをもとにされており、リスクを抑えた運用になっています。
口座開設が必要というひと手間はありますが、誰でも気軽に始められる投資と言えそうですね。
通常なら手数料がかかるのですが、2020年4月までは手数料が無料なんです。
とりあえずやってみたいという人には今がチャンスなのではないでしょうか。
スマホでポイント投資
ポイント投資とはTポイントや楽天ポイントなど、カードの利用や商品の購入などで獲得したポイントを投資に回して運用できるサービスのこと。
ポイントを利用した投資なので、お金を損することなく気軽に投資をすることができます。
ポイント投資ができる会社
スマホでも簡単にポイント投資できるものにはドコモが提供するdポイント投資、楽天スーパーポイントを利用できる楽天ポイント運用、pontaポイントを運用に回せるサービスなどがあります。
ポイント投資は100ポイント(100円相当)から運用することができ、とても気軽に始められます。
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