格安シム(SIM)で節約する裏技と使ってから分かるデメリットとは?

格安シム(SIM)で節約する裏技と使ってから分かるデメリットとは?

スマホ料金を安くできると話題になっている格安SIM。

最近格安SIMが気になるけどどれを選べばいいのか、どうやって今使っているモノから切り替えればいいか分からないと思っていませんか?

格安SIMについて知りたい人に向けて、この記事ではそもそも格安SIMとは何かというところから、

・格安SIMの選び方

・おすすめの格安SIM

・格安SIMのデメリット

を解説していきます。

記事を読み終わった後には自分に合った格安SIMがどういったモノか分かるようになると思いますよ。

そもそも格安SIMとは何か

格安SIMとはSIMカードというものを使って、スマホでインターネットや電話を低価格で利用できるサービスです。

SIMカードというのはスマホに入っている小さなICカードで、スマホでネットや電話を使えるようにしてくれます。

今大半の人が使っているのはau/docomo/SoftBankのどれかが提供しているSIMカードですが、格安SIMに乗り換えるととても安くなる可能性が高いです。

また、「格安スマホ」という言葉もありますが「格安」SIMを使っている「スマホ」という意味になります。

格安SIMを選ぶ前に決めておくべきこと

格安シムを購入する前に、自分がどれくらいスマホを使っているのかを把握しましょう。

・音声通話は必要か?

・インターネットだけ使えればいいのか?

この2つだけはしっかりと押さ得る必要があります。

音声通話SIM

音声通話SIMとは、電話もかけたいし、インターネットも使いたい人向けのSIMカードです。

3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から乗り換える時など、ほとんどの人は「音声通話SIM」を選択します。

データ専用SIM

データ通信SIMとは、データ通信のみできるSIMカード。

電話番号を持つことができないので、電話はできません。

電話はライン電話で十分、その分値段を安くしたりデータをたくさん使いたい人におすすめなSIMカードです。

 

2019年おすすめの格安SIM5選

格安SIMにはたくさん種類があり、何も知らない人にとっては違いが全然分かりませんよね。

おすすめできる格安SIMを5つ選んでみました。

スマホはSNSとネット検索にしか使わない・・・とか、外でも動画をたくさん観る・・・というように人によって使い方は変わると思います。

それぞれの使い方に合った格安SIMが選べると良いですね。

 

楽天モバイル

楽天モバイル
プランプランM
データ通信6GB
通話10分かけ放題
月額基本料金楽天会員じゃない人は3,980円

楽天会員の人は2,480円

楽天ダイヤモンド会員の人は1,980円

※楽天会員でない人は、永久無料で直ぐに入会できるので、会員になる方が断然お得。

※楽天会員の退会(無料)は簡単にできます。

楽天市場でのネットショッピングを良く利用する人におすすめなのが楽天モバイルです。

他社では1.000円近くのオプションで付ける10分(電話)かけ放題が楽天では無料で付けることができます。

さらに、楽天会員には1.000円以上の大きい割引をしているのが特徴です。

もちろん月々の支払い金額に応じて楽天ポイントが付きますが、楽天モバイルに加入することで、通常貰えるポイントより多く貰うことができます。

 

【メリット】

・10分電話かけ放題が無料 ※10分以内に電話を切ったら何回電話しても無料!

・高速データ通信OFFにするとYouTubeを見てもギガ数が減らない

・ギガを使いきっても1Mbpsの速度で通信可能 ※ずっとネットが使える

 

Y!mobile

Y!mobile
プランスマホベーシックプランM
データ通信9GB(最初の1年間は12GB)
通話1回10分以内なら無料
月額基本料金通常で 3680円

+新規割で 2980円(6か月)

+おうち割 or 家族割引で 2480円(6か月)

+ワイモバ学割で 1480円(13か月)

※おうち割はネット回線やでんきなどの家に関するサービスとセットでの契約が必要。

※家族割引は2台目の回線契約が必要で、2台目から割引されます。

※ワイモバ学割は5~18歳が対象、同じ回線グループも家族も割引できて、期間は2020年6月1日までです。

安くしたいけど今まで使っていた大手キャリアのサービスと似たような所が良い、という人におすすめなのがY!mobileです。

Y!mobileの料金は格安SIMの中では特に安いというわけではありませんが、通話時間・回数が無制限になる「スーパー誰とでも定額」というサービスがあります。

またワイモバイルまとめて支払いで、携帯料金と一緒に買った物を支払いできる決済サービスもあるので大手携帯キャリアのとあまり変わらない感覚で使うことも可能です。

なので、格安SIMを使う始めの一歩としてY!mobileはおすすめできるとも言えます。

【メリット】

  • 時間、回数無制限の通話定額オプションで電話し放題
  • Yahoo!プレミアムの特典が無料で使える ※月462円のサービスがタダで利用できる
  • 携帯料金とまとめて支払いが使える ※クレカが無くてもネットショッピングできる

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル
プラン6ギガプラン
データ通信6GB
通話月830円で10分かけ放題
月額基本料金3460円(エンタメフリーオプション、10分かけ放題付き)

+エンタメフリーオプション6か月無料で2980円

+最初3か月は2180円

※初月は無料になります。

※エンタメフリーオプションの特典は音声通話SIM契約時のみで、6か月無料キャンペーン期間は2020年1月6日です。

とにかくネットで動画をよく観たり、音楽を聴きたい人におすすめなのがBIGLOBEモバイルです。

エンタメフリーオプションを使えば月480円(データSIMは月980円)で、Youtube・AbemaTVの動画系サービスや、SpotifyやAmazon Music等の音楽配信サービスのようなエンタメ系のアプリを使っているときはデータ容量を消費しないようになります。

動画や音楽アプリを良く利用する人にとってはデータ容量を気にして、節約する必要がなくなるのでありがたいオプションです。

また、法律やお金等の専門家に何度も電話で相談できるという中々面白いオプションもあります。

【メリット】

  • エンタメフリーオプションで動画や本見放題、音楽やラジオが聴き放題
  • セキュリティソフトでスマホだけじゃなく、パソコンも対策できる
  • 弁護士や税理士等の専門家に電話相談できるオプションもある

UQモバイル

UQモバイル
プランスマホプランM
データ通信9GB(au ID登録で13ヶ月間は12GB)
通話月700円で10分間かけ放題
月額基本料金通常で2980円

+UQ家族割で2台目以降が2480円

+UQ学割で1480円(13か月)

※UQ学割は18歳以下の人+その家族が割引対象で、キャンペーン期間は2020年5月31日までです。

LINEやInstagramなどのSNSをよく使う人にはUQモバイルがおすすめです。

UQモバイルには「節約モード」というデータ消費量が0になる機能があります。

節約モードを使うことで、通信速度は遅くなりますがSNSをどれだけ使ってもデータ容量が消費されません。

だから高速通信を必要な時に使って、それ以外は低速通信で消費をしないようにするといった柔軟性のある使い方が可能です。

また、UQモバイルは格安SIMの中ではかなり通信速度が速いのでSNSだけじゃなく、ゲームをしたり動画を観る人にとっても良い選択になると思います。

【メリット】

  • 節約モードで賢く通信量を抑えられる
  • 通信速度が断トツで速い
  • 少し高いが通話時間無制限のオプションもある ※月1700円で付けられる

 mineo

mineo
プランデュアルタイプ(音声通話+データ通信)Dプラン
データ通信6GB
通話月850円で10分間かけ放題
月額基本料金10分かけ放題オプション付で3130円

※複数回線割引か家族割引で月50円割引可能です。

※少しでも安くしたいなら混雑する時間帯は速度制限がかかるエココースを選べば月100円下げれます。

通話はあまりしない、データ容量を多くしつつ安く使いたい人におすすめなのがmineoです。

mineoでは特に通信量に関するサービスが多いですね。

例えば「フリータンク」「パケットギフト」「パケットシェア」の3つでは、他の人にデータ容量を分けたり、もらうことができます。

また料金プランにエココースというものもあり、回線が混雑する時間は速度制限がかかる代わりに月額料金を安くすることが可能です。

逆にお金を少し多く払って快適な通信環境を得るプレミアムコースもあります。

特に目立った特典は無いですが、データ容量を多く使いつつ料金も抑えたいならmineoは選択肢の1つです。

【メリット】

  • 節約モードでSNSを見るときはデータ消費しない
  • データ容量を分け合えるサービスがある ※データが足りないときはもらえる
  • 月300円で128GBの大容量ストレージが使える ※写真や動画をたくさん保存できる

格安SIMのデメリット

格安SIMの安さはとても魅力的ですが、もちろん安さに対するデメリットがあります。

格安SIMが向かない人はデメリットをとても不便に感じるものですが、向いている人はデメリットだと思わないでしょう。

よくあるデメリットを挙げていくので、果たして本当に格安SIMが自分に合うのか読んで検討してみてください。

キャリアメールが使えない

格安SIMでは大手3社で使えた「ezweb.ne.jp(au)」などのキャリアメールが使えません。

ただ、現在でキャリメールの信頼性の高さが必要な場面って仕事で使う時くらいでそんなにありません。

キャリアメールの良い所は、「信頼性の高さ」なのですが、2019年現在ではyahooやGmailなどのフリーメールを使用している人が多いのが現状です。

さらに、格安SIMでもY!mobile、UQなど、独自のキャリアメールを使えるところがあります。

キャリアメールを使いたいなら、キャリアメールを提供している格安SIMを選ぶようにしましょう。

そして、ただメールアドレスがあればいいなら、無料で作れるYahoo!メールやGmailを使うといいですよ。

キャリア決済が使えない

格安SIMでは、スマホで音楽やアプリ・電子ブックなどの支払いをキャリア決済(携帯代と一緒に支払いすること)にすることができません。

その代わり、電子マネーやクレジットカードで支払いすることになります。

クレジットカードを使用する分、ポイントが貯まるのでキャリア決済よりお得に利用することができるんですよ。

貯まったポイントで外食を楽しんだり、好きな物を無料で買っちゃいましょう。

通信速度が遅い

残念ながら格安SIMは大手キャリアよりも通信速度が遅い事が多いです。

数字で表すと大手キャリアで30~100Mbps、格安SIMは1~30Mbpsほどなのでハッキリと差がありますね。

しかし、普通に動画を観たりネット検索したりするだけなら10Mbps以上は必要ありません。

実際には3~5Mbpsほど出ていればYoutubeのきれいな画質で視聴可能です。

具体的にはY!モバイルやUQモバイルであれば回線が混雑する時間帯でも必要な速度は確保できます。

2つ以外にも快適に利用できる格安SIMはあるので自分の用途に合うものを選びましょう。

※Mbps : 1秒あたりに通信できるデータの量。大きいほど速い。

通話料金が高い

格安SIMは基本的に通話料金が「18円/30秒」という風に、時間ごとにかかっていくので長時間使う人は料金が高くなってしまいます。

しかし10分間かけ放題や60分定額パックのような通話サービスを利用すれば無料にすることができるんです。

10分間かけ放題なら、10分経つ前に一度電話を切ってまた電話すれば追加で料金はかかりません。

さらに最近では格安SIMでも大手携帯キャリアのような、通話時間・回数無制限のかけ放題のサービスが出てきました。

たくさん電話を使う人は10分間かけ放題・無制限かけ放題のサービスを使えば、使い方を変えずにスマホの料金を下げれるので、やはり格安と言われるだけありますね。

自分で設定しなければならない

ほとんどの人が買ったスマホは最初からSIMカードが入っていて、初期設定も済んだ状態で渡されますが、格安SIMでは自分で設定する必要があります。

自分で設定するとなると難しく思えますが、最近では格安SIMと一緒にわかりやすい説明書が付いてくるので全然難しくありません。

具体的に言えばSIMカードを入れ替えて、説明書に書いてあるサイトでダウンロードしたら、後は自動で設定されます。

説明書の内容がよく分からなくても、お店に行けば直接教えてもらうことも出来ますし、初期設定を最初にしてくれるお店もあるので安心です。

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