73億円かけて復元した【世界遺産・首里城】の火災の原因

73億円かけて復元した【世界遺産・首里城】の火災の原因

沖縄にある世界遺産の1つ、首里城が火災により崩壊しました。

なんで世界遺産にもなった建物が火災で崩壊するの?自然災害?放火?と疑問に思う人も多いことでしょう。

そこで、今回の火災の原因について調べて見ました。

 

首里城の事を詳しく知らない方でも分かりやすく紹介しているので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

この記事で分かること

・首里城の歴史

・首里城が世界遺産になった経緯

・首里城を復元するための修繕費は?

・首里城が火災した原因

・火災前の首里城はどんな雰囲気だったのか

・首里城がパワースポットと呼ばれる訳

首里城の歴史

首里城とは

首里城はご存知の通り琉球の王様が住んでいたお城になります。

今から600年前、沖縄は(中山・北山・南山)と3つの国に分かれ、争っていました。

その中でも中山王(小巴志)が戦いに勝ち、1429年 琉球王国が誕生。

琉球は 中国・日本・朝鮮・東南アジアさまざまな国と交流し、とても豊かな国でした。

 

薩摩に敗れる琉球王国

しかし、1609年 日本から薩摩が攻めてきて琉球は滅んでしまいます。

ですが、薩摩には負けてしまいますが、外国との交流は継続して続けていました。

 

中国との交流

特に中国とは仲が良く、彼らを歓迎するために琉球ではいろいろな文化が発展し、(泡盛・琉球漆器・琉球料理・首里織・琉球舞踊・紅型)が誕生したと言われています。

中国との交流は薩摩に支配されながらも300年近くも続き、その名残から沖縄県には中国由来のものが多く存在しているんですよ。

 

例えば

さんぴん茶ですが、沖縄県以外ではジャスミン茶と読んでいます。

この名前の由来は、中国ではジャスミン茶を「シャンピェンチャ」と呼ぶことから来ており、この言葉がなまって沖縄県では「さんぴん茶」というようになりました。

 

沖縄県の誕生

1879年明治の時代になると 琉球王国は沖縄県になりました。

なので、元々住んでいた王様は首里城には住めなくなり、首里城を出ることに。

 

アメリカとの戦争

1945年アメリカが沖縄に攻め入り、そのときの戦火で首里城は崩壊しました。

ですが、1992年沢山の人達の努力によって首里城は元の真っ赤な姿を取り戻し、復元に成功したんですよ。

 

いつ首里城が世界遺産になったのか?

いつ首里城が世界遺産になったのか?

首里城は2000年に世界遺産登録をし、晴れて世界遺産になりました。

ですが、実は建物が世界遺産になったわけではなく、「首里城跡(しゅりじょうあと)」が世界遺産として認定しています。

 

首里城が燃えたら世界遺産はなくなるのか

首里城が燃えても世界遺産登録からは外されません。

もともと首里城は1945年の戦争により崩壊しています。

なので、現在世界遺産登録しているのは、建物ではなく「この場所に首里城があった」ということで、「首里城跡(しゅりじょうあと)」が世界遺産になっているんですよ。

 

復元費用と年数

復元費用と年数

首里城は1945年の戦争により全壊しましたが、1986~2018年の33年間で240億かけて復元したと言われています。

 

首里城の火災の原因は?

首里城の火災の原因は?

2019年10月31日午前2時40分ごろに首里城の火災が発覚し、約8時間後に鎮圧されました。

 

現在(2019年11月1日)まだ出火原因を調査中です。

 

一説には、火災が発覚する1時間前に業者がイベントの会場設営を行っていて「使用していたコンセントが放電して火災につながった」のではないか?

ということも言われていましたが、業者はブレーカーを落とし音響や照明の電源を2重チェックしているので、出荷の原因とは考えにくいといわれています。

 

さすがに首里城内でタバコの後始末が原因とは考えにくいので、何が原因なのかはもう少し時間が経たないと分からないようです。

 

追記(2019年11月16日)

首里城火災の原因となる出火場所は、正殿北東の部屋とされています。

また、消防局の発表によると「原因は電気系統が濃厚」とのことです。

 

火災前の首里城では、火災報知器の点検を怠っていただけでなく、ずさんな警備体制にあったことが問題視されています。

 

火災前の首里城

火災前の首里城

まさえ

2018年5月1日に夫婦で初首里城にいってきたのでその時の様子をご紹介します。

 

私達は平日にいったので、さほど混んでいませんでした。

首里城の正殿までは、無料で入れます。

料金が一切かからない正殿の周辺は公園などもあり、それだけでも十分楽しめると思います。

 

首里城正殿の入場料

まさえ

入場料は大人1人820円!

正直高いかな~と思ったのが本音です。

 

割引チケットを探して見ましたが、首里城だけというのはありませんでした。

私は調べなかったですが、他の観光施設とセットのものならあるかもしれません。

 

↓写真のは首里城内にある一角。

有料でお茶菓子付き300円で入れます。

ここはもともと女性は入っちゃ行けなかったんだって(汗)

 

まさえ

私の狙いはこのお菓子とお茶(笑)

 

琉球大国時代にから食べられているお菓子の一部がここで食べられます。

 

私がお茶菓子を食べた隣に王様の部屋があるの!

この部屋はこのお茶菓子を食べた人しかはいれないんだよ。

首里城の中と外に御嶽(神さまがいる場所)がいくつもあってそこには入れないんだけど

王様の休憩所とし使われてた場所と王様の寝室の近くに御嶽があって少しその御嶽がみれます。

 

まさえ

不思議とそこは居心地がいいんだとね

 

だだやばい場所が一つ!

 

それば王様が外交客を迎える王様の椅子!

特に霊感があるわけではないのだけど、玉座がある部屋の空気が重く、長くいたいと思いませんでした。

※写真は撮っていません。なんか怖くて撮れなかったです。

 

まさえ

なんだかんだで首里城正殿は1時間ほどで見終わりました。

首里城はスピリチュアルな場所

首里城はスピリチュアルな場所

首里城周辺には御嶽と呼ばれる神様を祭っているだけでなく、昔の人、特に王様はパワーが集まる場所に首里城を作ったそうです。

 

なので、首里城だけでなく、沖縄県にあるお城はその土地で一番強いパワーを秘めている場所になります。

 

まさえ

今回首里城で一番居心地がいいと感じた場所は王様の寝室。

その目の前には御嶽がありありました。

 

まさえ

このことを思うと本当に沖縄は不思議な場所ですよね。

歴史に興味がない人でも楽しめる

歴史に興味がない人でも楽しめる

私はお城や歴史にあまり関心がありませんでしたが、なんだかんだで首里城内には2時間ほど滞在していました。

 

まさえ

私がここまで長く滞在できたのも、このスタンプラリーのおかげです。

 

 

小さき子に混じって参加していましたが、これが楽しくて、しかも首里城の隅々まで見ることができました。

 

まさえ

全部のスタンプを押すとファイルとシールと琉球のお話の絵本がもらえます。

今回の火災はとても残念ですが、何年かかるか分かりませんが、かならず首里城は復旧します。

 

その時に、私みたいに建造物や歴史に興味がない人でも楽しめるようになっているので、沖縄に来た時に是非立ち寄って見て下さい。

まさえ

いいねボタン』か『シェアボタン』を押してくれると、まさえはめっちゃ喜びます♪

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です