腸活のため、サラダやヨーグルトをいっぱい食べているのに、なかなか便秘は治らないし、お腹の調子も良くない。
いろいろと食事には気を付けているのに何でなんだろう?
と思った事はありませんか?
腸活になぜヨーグルトが最強なのかご存知でしょうか?
今回の記事では、腸活に必要な乳酸菌(プロバイオティクス)についてご紹介します。
この記事でわかること
- 乳酸菌とは
- 腸内細菌は年齢とともに減少する事実
- 乳酸菌の増やし方
- ここ重要!腸活するならプロバイオティクスを知ろう!
- プロバイオティクスの種類と乳酸菌の働きは何?
- 腸活にはオリゴ糖は必須!
この記事を読めば今すぐに正しい腸活ができるはず!
▼一緒に読みたい関連記事▼
>>超簡単に『腸活』ビフィズス菌SPで手作りヨーグルトの作り方
>>牛乳とレモンで作れる手作りカッテージチーズ!固まらない理由も伝授
腸活に必要な乳酸菌(ヨーグルト)とは
乳酸菌とは糖類を分解して乳酸を作る細菌のことをいい、その種類は200以上もあります。
聞いたことがある名前として、ビフィズス菌やブルガリア菌・ヤクルト菌も乳酸菌になり、ヨーグルトや発酵食品に多く入っているんですよ。
この乳酸菌は腸内で消化しにくい糖質を分解して、ビタミンやアミノ酸などを作ってくれています。
乳酸菌を摂取することで、糖質の吸収をやわらげたり、肌が綺麗になったりと健康的な体を維持できるんですよ♪
腸内細菌は年齢とともに減少する事実
▼腸内の乳酸菌の種類と割合▼
子供の腸内細菌はビフィズス菌が優勢になり、多くの善玉菌が活動していますが、年齢が増すにつれて減少し悪玉菌が悪さをします。
成長するにしたがって腸内細菌が減少、悪玉菌が増える理由としては「食生活」に問題が!
腸内細菌は100兆個以上の細菌が生息していますが、ビフィズス菌やブルガリア菌のように良い菌ばかりではありません。
体に有害とされる悪玉菌が増えると、通常無害な日和見菌までもが悪さをするようになるんです。
悪玉菌を増やさないためには、善玉菌となるいい乳酸菌を体内で増やす必要が!
腸内フローラって何?
腸内細菌は100兆個以上の細菌が生息しており、それぞれの細菌がバランスをとりながら腸内環境を整えています。
その細菌は菌種ごとの塊となっており、それがまるでお花畑の様に見える事から腸内フローラ「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と呼ばれるようになったんですよ♪
乳酸菌を増やにはどうすればいいのか
ビフィズス菌などの良い菌と言われる乳酸菌を増やすためには、「エサ」をまいて、増やす必要があります。
そのエサとは「レジスタントデンプン」や「オリゴ糖」などの難消化性食品と呼ばれるものです。
ここ重要!腸活するならプロバイオティクスを知ろう!
プロバイオティクスとは、腸内細菌のバランスを改善してくれるビフィズス菌や乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)などの生菌の事を言います。
例えば、ビフィズス菌ヨーグルトなんかもプロバイオティクスになるし、乳酸菌飲料やサプリメントにも使われているんですよ!
このプロバイオティクスが乳酸菌の中でも注目されている理由は『生きたまま腸に届く』から!
なんかCMとかでも聞いた事ありませんか?
ほとんどの乳酸菌は胃液や胆汁に負けて腸にまで届かずに死滅します。
ですが、プロバイオティクスは胃酸や胆汁に耐えて腸にまで到達できる乳酸菌なんですよ。
なので、腸活するのならプロバイオティクス入りのヨーグルトやサプリメントを上手く取り入れるのがポイント♪
プロバイオティクスの種類と乳酸菌の働きは何?
プロバイオティクスの種類や使われている食品、体にどんな影響が出るのかを見てみましょう。
プロバイオティクスの条件
・安全性が保証されている
・もともと宿主の腸内フローラの一員である
・胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達できる
・下部消化管で増殖可能である
・宿主に対して明らかな有用効果を発揮できる
・食品などの形態で有効な菌数が維持できる
・安価かつ容易に取り扱える
▼おすすめのプロバイオティクス▼※
プロバイオティクス:ビフィズス菌
ビフィズス菌はヨーグルトや乳酸飲料に多く含まれています。
腸内細菌のバランスを整えてくれ、整腸作用にも優れているのでお通じが良くなるんですよ♪
その他にも免疫力向上・感染症予防・ガン予防などに役立つ菌と言えます。
プロバイオティクス:ラブレ菌
ラブレ菌は乳酸菌飲料や京都の三大漬物と言われる「すぐき漬け」に含まれる乳酸菌です。
腸内環境の改善やコレステロール低下作用・免疫力向上・ガン予防に効果があります。
プロバイオティクス:KW乳酸菌
KW乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸飲料に多く含まれています。
免疫力向上や感染症予防・花粉症・アレルギー性疾患などを抑える働きがあるんですよ♪
プロバイオティクス:ケフィア
ケフィアとは発酵した乳飲料(ケフィアの種菌)から作られた乳酸菌です。
胃腸機能を改善や便秘改善・免疫力を強化し、ガン細胞の増殖を抑制する働きがあります。
プロバイオティクス:LG21乳酸菌
LG21乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸飲料に多く含まれています。
胃酸などにも強くピロリ菌から胃を守る働きがあり、腸内細菌のバランスを改善し、整腸作用で腸を整えてくれるんですよ。
プロバイオティクス:ビール酵母
ビール酵母を含むビールには、ビタミン・ミネラルが豊富。
胃腸障害や便秘改善・糖尿病・肝臓病をも改善します。
プロバイオティクス:ブルガリア菌
ブルガリア菌は、ヨーグルトや乳酸飲料に多く含まれています。
ヨーグルトに含まれるブルガリア菌は、人の腸内に住みつくことはできません。
死菌したブルガリア菌は体内に取り込まれた時に、免疫機能や感染症の予防として「期待」出来ると言われています。
腸活にはオリゴ糖が必須なわけ!
腸活をするなら乳酸菌(プロバイオティクス)とオリゴ糖の2つを組み合わせることが必須。
私達がご飯を食べて1日を元気に活動するように、乳酸菌にも「エサ」を与えなければなりません。
そのエサが『オリゴ糖』です。
腸にオリゴ糖を与えることにより、それを餌として元気に活動し増殖します。
ただオリゴ糖にも種類があるので、1つづつ見てみましょう!
オリゴ糖の種類①:大豆オリゴ糖
大豆に含まれるオリゴ糖で、甘さは砂糖の70~75%ほど。
腸内環境改善・便秘改善・虫歯予防・免疫力向上・動脈硬化予防に効果があります。
オリゴ糖の種類②:フラクトオリゴ糖
甘さが砂糖の30~61%ほど。
腸内環境改善・便秘改善・虫歯予防・高脂血症改善・血糖値の抑制に効果があります。
オリゴ糖の種類③:ガラクトオリゴ糖
甘さが砂糖の20~25%。
母乳に含まれる天然のオリゴ糖です。
腸内を整え、便秘改善・虫歯予防・カルシウムの吸収促進に効果があります。
オリゴ糖の種類④:マルトオリゴ糖
甘さが砂糖の30%ほど。
小腸で吸収されるので、エネルギーとして使われます。
血糖値を上昇させる働きがあるんですよ。
オリゴ糖の種類⑤:パラチノース
はちみつやサトウキビにパラチノースが含まれており、甘さは砂糖の30%ほど。
血糖値の上昇や虫歯を防ぎます。
その他にも、糖尿病患者の甘味料として良く使われているのがパラチノースです。
オリゴ糖の種類⑥:トレハロース
甘さは砂糖の45%ほど。
虫歯予防に効果があり、熱や酸に強いため、化粧品や医療品などに良く使われています。
オリゴ糖の種類⑦:イソマルトオリゴ糖
イソマルトオリゴ糖は、はちみつ・味噌・醤油・清酒に含まれ、甘さは砂糖の30~55%ほど。
腸内の善玉菌を増やし、厳秘改善・虫歯予防・免疫力向上に効果があります。
オリゴ糖の種類⑧:ビートオリゴ糖(ラフィノース)
ビートオリゴ糖、ビートやサトウキビ・大豆に含まれ、
ビフィズス菌や乳酸菌を増やし、腸内環境を整え便秘を改善してくれます。
まさえの独り言【まとめ】
腸活をするならプロバイオティクスが入っているヨーグルトか乳酸飲料を飲むのがベスト!
さらに、せっかく食べた菌が元気になるように、エサとして「オリゴ糖」も一緒に摂取すること。
ヨーグルトにオリゴ糖を入れて食べるのがいいね♪
▼おすすめのプロバイオティクス▼
オリゴ糖は種類がいっぱいあってどれを選んだらいいか分からない!!
フラクトオリゴ糖を試してみて!
スイスにある大学病院で16人の男女にフラクトオリゴ糖を取り入れた食事をしたら、お通じが64%改善した報告があるの。
参考文献:US National Library of MedicineNational Institutes of Health
人によって合う合わないはあるとお思うけど、迷ってる人にはおすすめ。
▼フラクトオリゴ糖▼
【あなたにおすすめの関連記事】